二度目の頤和園

今日は二度目の頤和園に行った。大学からかなり近いので、行くのをずるずると先延ばしにしていたところだ。前に行ったときはEが一緒だった。要するに、誰かを案内するのでない限り行かないということか。
前回は大学でやらねばいけないことがあったのでEを置き去りにして帰ったのだが、今日は時間があるので西太后の写真などを見ながらのんびりと回る。午前11時から午後4時半までかけてしまったが、広大な頤和園を見終えるにはこれでも足りない。もっとも、今日は予想外の出し物があったせいで時間を取られたということもある。偶然大道芸を見ることが出来たのだ。
芸の中身は京劇風、サーカス風、最後に獅子舞と三つもあってとてもよかった。春節に客を迎える困難のことを書いたその舌の根も乾かぬうちにこういうことを言うのは恐縮だが、春節でなければこういう芸は見られないはずだ。客と芸人の距離が近いせいで見ごたえがある。もっとも、最後の獅子舞が終わった時に、計画出産を推奨するスローガンを掲げていたので面食らった。一応政府か何かのキャンペーンでもあったらしい。
で、夜は羊肉のしゃぶしゃぶ(もうちょっと簡潔に訳せればいいのだが)を食べる。なぜか仕事に関する話になって、暗い気分になった。おれとて、人のことをとやかく言える立場ではないけれど。