予告どおり、今日はしらふで

まあ忙しいのはいいことだけど、日本人との付き合いばっかりというのがいささか気に食わない。日本の学生が旅行するには絶好の時期だし、この季節に短期留学の学生が多いのもわかるのだが。そういえば、ここに書くことではないかもしれないが中鉄は来るのか来ないのか、どっちなんだろう。コメントでもメールでもいいので知らせるように。
ただ日本人留学生同士で話すことも当然役に立つわけで、いろいろと気が付くことがある。最近思うのは、日本人留学生は金にうるさいな、ということ。おれも同様の傾向があるのであまり偉そうなことはいえないのだが、同じものを買うにしても可能な限り安いものを探すという習性が身につきすぎというか、ときとしてかなり見苦しい値切り方をする。実際に日本円に換算すれば1元や2元の違いなどたいした差じゃないのはよく分かっているはずなのに、なぜかその1元が重大な差のように思われてしまう。だから、中国人と買い物に行くとかえって驚いたりする。おれなら店の言い値の半額くらいを想像するようなときでも、端数くらいしか値切らなかったりするからだ。
中国人が値切らないわけでは決して無い。ただ、中国人は値切るべき場合とそうでない場合をわきまえている。滞在経験の浅いおれのような留学生には、まだその区別があやふやな場合が多い。ちなみにおれの知っている留学生の中でもっとも滞在経験の長い人間は、北京に11年住んでいるということだ。そのくらいになればそうした勘違いもなくなるのだろうが、まだおれには難しい。あとは単純に、一外国人として構え過ぎなのだろう。警戒してもだめなときだってあるわけだから警戒するに如くはないのだろうが、無粋な感じも否めない。こんなこと言ってるからおれは騙されたんですかね。