補足

昨日の日記を一部修正した。突っ込みが入ったせいでもあり、また冷静に考えてみれば「敵」は言い過ぎだろうと自分でも思ったし。
読み直しながら思ったことを少しだけ。
儒学のモデルとおれは呼んだけれど、あのモデル最大のポイントは、差別愛だというところにある。おれがこの国の人間関係を見ていてもっとも不思議に思うのは、ギャップの激しさだ。他人に対する態度が、身内とそれ以外とでは相当違う。
中国人は時として、身内以外の人間に対しては攻撃的に振舞う、もしくは極めて無礼に振舞う。最近は資本主義経済の導入が進んでサービスが向上しているから不快感を感じることは少ないが、昔の中国を知っている人から聞く話はそれはそれは凄まじいものばかりだ。
ただ、これが中国独自の事態だと言い切れる自信はない。世界的にはむしろ日本のほうが異常なのではないかという気がしてならない。