北京に戻った

やっぱり北京に着くとどこかほっとする。おれの感覚は北京をホームグラウンドとして認定しているようだ。いろいろあっても、おれはこの都市が大好きだ。
天津が嫌いだというわけでは決してない。中国国内で過ごした時間の長さで言えば、天津は北京に次いで長い。土地勘と言うと言い過ぎだけれど、見覚えのある場所も相当増えた。それは出発前にも書いたように、ひとえに友人がいることに起因する。で、その友人と会ってきたわけだが、まあなんというか、いろいろと大変らしい。おれなどは、あんまり考えすぎなくてもいいのではないかと思ってしまうのだが。
今回観光という感じがあまりしなかったのは、おれが天津に行くのが三度目だからか、あるいはそうやって友人の相談に乗っている時間が多かったからか、はたまた天津が北京から近いからだろうか。とはいえ、散歩みたいな気分であちこち回ってきたので明日はそのことを書く予定。