今日は休みにして

家事(?)をやってた。銀行いったり、買い物したり。あと、中国はもうすぐ国慶節という建国祝いの祝日を迎え、一週間の休みになる。その間に天津に行く予定なので、そのための列車の切符を買ったくらい。

昨日の日記を読み返すとなんかおれが強烈なライトサイドの人間、もしくは中国嫌いのような印象を与えかねないきらいがあるが、本人の考えでは少なくとも、中国は好きだと思う。

周知のとおり歴史関係の問題はものすごく扱いが難しいわけだが、海外にいるとそれはなおさら感じる。以前、寮の同じフロアに住んでいる喫煙者仲間のドイツ人、マルティンに歴史の話をふって大いに嫌がられた。最近はあんまり顔も合わせない。彼の重苦しさをおれが共有していないことだけは学習したが、これ以上のことを学ぶきっかけを彼が与えてくれるかどうか、微妙なところ。また相手してくれればいいのだが。

おれは専門が思想だから、中国人から歴史関係で責められた事はまだ無いが、歴史系の日本人は大変なことになる場合もあるらしい。普段はなんということもないし、おれ自身今までに何度も北京人の優しさに感謝してきているけれど、いたるところに不発弾がうまっていることもまた確実だ。「触らぬ神に…」というし、実際に話題にすると収拾がつけられなくなる危険性もかなり高いのだが、それでもおれはこうした問題に突っ込んでいきたい気がする。単なる無神経なんだろうか。