Lとの雑談

昨夜ちょっとトラブルがあったせいで、昼近くまで寝ていた。午後から新しい家庭教師のLと会う約束があったので、バスに乗って現地へ移動。彼は北京近くの出身、一度働いてから仕事を辞めて今は日本語を勉強している。Wと違って日本語はまだまだだが、おれはこういう相手とは話がしやすい。普通の学部生と話をすると少し引いてしまう。年ですかね。
彼と勉強した後で一緒に食事をしたときに、いろいろと面白い話を聞くことができた。どこまで本当かはおれにも判別できないけれど、とりあえず。
中国が台湾を攻めることはあると思うかと聞いたら、台湾に対してはどうせ口だけで何事もないだろうが、実際に危険なところがあるとすれば新疆だろうとのこと。新疆では爆弾テロが相次いでいるらしい。イスラム過激派がアフガン経由で入ってきているそうだ。9.11以降、アメリカが中国の政策に文句を言わなくなったと言って笑っていた。
日本へ国際電話をかける場合の電話代は、アメリカにかける場合よりも高いそうだ。どういう仕掛けがあるのか皆目見当がつかない。ちなみに、日本へかける際にもっとも安いのはPHSらしい。PHSなんて持ってないんですけど。
以前おれが携帯を買おうと思って店に行った時に6000元の携帯を見て仰天したと言ったら、そんなものは珍しくないと言って車を例にいろいろと説明してくれた。確かに北京ではよく外車を見かけるのだが、それらの値段は基本的に日本と変らないという。前にも書いたように、こちらの大卒初任給は幅があるが、月額3000元あれば優秀なほうに入る。なるほど、貧富の差は激しいようだ。
真偽の程はどうあれ、こういう話が聞けるというのは楽しいことだ。勉強にも身が入るというものである。