Chinaの車窓から 北京篇?(1)

ついに予告無しに更新をさぼってしまった。昨日の夜はサーバーメンテでネットに接続できなかったのです。基本的に、風呂と更新は毎日欠かさないようにと思ってるのだが。それはともかく、続きです。
4日。朝7時ちょっとに北京に着。もう少し遅い電車なら車内で食事をとっても良かったのだが、時間が早すぎたのでまず駅前のファーストフードで食事。今後の予定などを相談する。電話で空室を確かめた後、Eは建国門のユースへ、おれはNに付き添って彼女のホテルへ。チェックインを済ませた彼女が身支度を整える間に、Eに頼まれた芝居のチケットを予約、それから毛主席紀念堂へと移動した。天安門広場にはすでに何度も来ているが、主席紀念堂は通り過ぎたことしかない。
荷物を預けたり行列に並ばされたりするので紀念堂に入るのは面倒なのだが、入ってしまえば立ち止まれないせいで時間をかけられない。献花が造花だというのはおれも初めて知った。主席の遺体が本物かどうかはわからない。グッズ売り場で二人の買い物を手伝ってから昼食のために移動。二人は国貿にあるホテルのレストランで点心を食べたいと主張、おれは直前まで迷ってから付き合うことに決めた。
食事自体はさすがにうまい。とりわけ粥は、おれが今までの人生で食べたどの粥よりもうまかった。値段も予想よりは安かったので一安心。建国門に寄ってから朝陽門へ。WJに会うためだ。彼が、明日の長城行きの車の手配を手伝ってくれることになっている。
彼の会社の住所を運転手に伝えて現地へ向かう。着いたところは広い敷地を持つマンションである。入り口で記名してから中へ入る。警備員に道を尋ねながら、マンションの一室にある彼の会社を探し当てる。会議中らしいところに飛び込んでしまうが、彼はすぐさまおれを自室に招き入れてくれた。旅程などの細部を詰めて、おおまかな話が終わった時点でEとNの二人は大山子へ行く。WJはこのときもタクシーを拾うのを手伝ってくれた。
その後、おれは社内のWJの部屋で彼としゃべりながら、明日の運転手が帰社するのを待った。顔合わせを済ませて携帯の番号を伝え明日使う車を見せてもらう。
夕飯はWJと一緒に羊肉串の店へ。大学に戻ったのは12時過ぎ、お湯の出る時間は終わっており、風呂に入りそこねる。どうにか洗髪だけはすませて眠りについた。明日はいよいよ長城である。寒さ対策を徹底させなくてはならないだろう。