すくなくとも、冬ではない

まだ春というにはちょっと早いが、明らかに寒さのピークは過ぎた。今日の市内はものすごい人出だった。
こっちにいると感覚がどんどん慣れてしまうのでそれほど寒いと感じなかったけど、日本から来た知人、友人たちは口を揃えて「北京はこんなに寒いのか」と言っていた。まあ数字で見ても零下10度とかだから寒いには違いないのだが、個人的には風の有無のほうが体感温度を左右したように思う。
今年の冬はそれほど寒いほうではなかったらしい。だが雪は多かったということだ。雪はまだいいのだが、もう少しで黄砂が来るはず。それが気がかりである。おれの部屋の窓は壊れていて、ただでさえ建てつけが良くないのに、隙間風がきつい。もともと黄砂を防ぐことなど期待できない水準だったが、これでは部屋中砂だらけになることだろう。考えても仕方の無いことだが、気が重いことも確か。