2004-01-01から1年間の記事一覧

Chinaの車窓から 福建篇(8)

このところ北京は急に冷え込んできた。明日の最低気温は−3℃とか。それでも皆、今年は暖冬だと言っている。あー、福建に帰りたい。15日。午前3時くらいに一度目を覚ました。開け放しの窓から入ってくる風のせいだ。窓枠のところに干しておいたTシャツが一…

Chinaの車窓から 福建篇(7)

14日。いつものようにホテルで朝食。チェックアウトをしてから出発である。このホテルは実は宿泊費が高いところで、恐らく値切っても400元を切れないだろう。自分一人ならこんなホテルには泊まらない。 来る時に列車で渡った厦門大橋を今度はバスで渡る。天…

Chinaの車窓から 福建篇(6)

13日。ホテルで朝食の後、バスに乗って出発。厦門2日目は南普陀寺からスタートである。唐代に創建という名刹だ。 いつものことだが、寺は観光客であふれており、建築物も新しい。こちらの寺では四天王像が必ずと言っていいほど入り口の門楼内に四体並べられ…

今日は一休みして

また明日から旅行のことを書きます。読むほうも大変だろうし、などと他人のせいにするのは良くないですね。毎日あの量を書くのはおれが大変だからです。量は減らせないので、中休みをもらうより他に手が無い。最近中国語の学習中に感じる困難についてちょっ…

Chinaの車窓から 福建篇(5)

12日。列車の中で身支度を整えているとき、巨大な橋を通過した。厦門は島だから下は海面になるはずだ。定刻どおり、午前6時半ごろに厦門に着。駅の正面にはビル群とマクドナルド、予想済みではあったが、武夷とは違って発展している。 バスに乗ってまずホテ…

Chinaの車窓から 福建篇(4)

昨日の日記と合わせて(3)にすると長すぎたので編集し直しました。一日一つにこだわる必要もないし、五夫は書きたいことがたくさんある。以下、続きです。バスで短距離を移動、次に着いたのは興賢という集落。ここには多くの遺跡があるという。バスを降り…

Chinaの車窓から 福建篇(3)

11日。モーニングコールで目を覚ます。天気は昨日に引き続いて雨模様。さすがに酒は抜けたがまだ完全に復調したとはいいがたい。ホテルの食堂で朝食の後、8時半過ぎにバスに乗って移動。目的地は五夫、おれの望みは叶えられそうである。ただし、崖崩れで道…

Chinaの車窓から 福建篇(2)

気分の悪さで目が覚めた。首から下げたデジカメがごつごつして寝返りを打ちにくい。そもそもおれは寝るときにはデジカメを首から外すはずだが、と思いながら時計を見ると10日の午前4時半。少しずつ意識が戻るとそれに比例して不快感が鮮明になってきた。自…

Chinaの車窓から 福建篇(1)

9日。朝8時に大学の哲学系に集合。前日にたまたま会った知人に聞いて初めてこの集合場所と時間を知った。こういう不手際はこの国では絶えず予想しなくてはならない。こっちに来てから二回目の朝飯抜きであるが、これは単純に自分が寝坊したせいなので文句…

ちょっと異例のことですが

なんかまだ疲れてるようで、今恐ろしく眠い。そういうわけで、もう一日待ってください。明日は暇があるので、頑張って書きます。取り急ぎ、紹興篇をアップ。

今日戻ってきた

北京に帰ってきた。やっぱり寒い。南方では汗だくになった日さえあったというのに。そういうわけで、明日からまた更新します。今日は寝かしてください。

Chinaの車窓から 紹興篇

ネットは復旧しました。やれやれ。しかし何が悪かったのか未だに不明。明日の朝にはもう福建に向けて出発です。さすがに遊びすぎの感は否めない。ま、いいけれど。帰りは15日の深夜になるとのことなので、気力があれば15日、なければ16日が次の更新になる予…

Chinaの車窓から 寧波篇

2日。午後三時前に寧波に着。永康−天台間の移動は予想よりも時間がかかったために今度はいささかゆとりを持った時間を設定したのに、きちんと駅で聞いたとおりの時間についてしまった。高速道路がよく整備されているためらしい。 列車駅近くのホテルにチェ…

Chinaの車窓から 天台篇

11月1日。朝五時半に起床。バスが六時半のためだ。チェックアウトを済ませ、タクシーに乗ってバス駅に移動。ワゴン車並みのぼろいバスを予想していたが、実際には普通のバスだった。バスに乗ったころから激しい雨になるが、移動中ならどうということもない…

Chinaの車窓から 杭州・永康篇

27日。泰山のときも一緒だったMとともに、夕方発の夜行列車に乗って杭州へ向かう。初めての南方である。安いほうの切符が取れなかったために、最高級の軟臥になってしまった。高くついたがゆとりのあるスペースを持った寝台は快適ではある。とはいえおれは…

杭州へ

予告どおり、明日から杭州へ行って来ます。また当分更新できません。なんだか旅行ばっかり行ってる。帰りは5日を予定してますが、気分によってはもっとあちこち回るかもしれません。どうせあらゆる観光地を見るほどの時間はないわけなんだけど。最近北京の…

Chinaの車窓から 番外編

帰ってきた。友人のほうはまあまあ。完治とは到底言えない様子だったが、それでも自らの状態を省みずおれを韓国料理に誘う根性には感心した。腸炎で入院したと聞いていたのだが。まああの調子なら大丈夫だろう。行きの列車に乗っていたときのことを少し。今…

再び天津へ

予告どおり、明日天津に行って来ます。一泊しかしないので、月曜には更新を再開する予定。しかし、異国で入院は普通嫌だよなあ。ふと気になって、昨日の日記の文字数を数えてみた。2400ちょっと、原稿用紙で六枚しかない。けっこう書いたと思っていたけど、…

文化侵略について

今月末から来月にかけて、かなり旅行にいくことになった。まず来週半ばから杭州へ、来月半ばくらいには福建へ行くことに。前者は学会絡み。前回同様、学会に出て、その後ゆかりのある土地を見る。後者はおれの所属する専攻が主宰する、留学生が対象の旅行。…

レイアウトを変更してみた

実際は昨日やったわけだが、レイアウトを変えてみた。しかし、これで本当に見やすくなったのだろうか。まるで自信がない。やり始めるまでは変更なんて面倒だと思うだけだったが、始めてみるとけっこうはまる。背景の色が強いと写真を見るときに影響が出るだ…

約束の、フウ属の話

水曜は授業が詰まってる。おれの身分では出席しなくても問題はないけれど、まあ出てみるとそれなりに面白い。日中の研究方法の違いとかが分かる。語学力が足りないせいでろくに聞き取れないときも多いが、一方で日常会話と比べればまだやりやすい。自分の専…

山東のことを書きまくったので

今日は手抜きで。しかし、事前に心配していたわりには山東についてよくあれだけ書いたものだ。本当はもうちょっと書きたいことがあったくらいだ。例えば、14日の朝に、ホテルで水が出ないという事態に見舞われた。お湯しか出ないのである。トイレを流しても…

Chinaの車窓から 山東篇(3)

昨日と一昨日の日記をすこし編集し直しました。長さが不均等だったせいです。よかったら一昨日の日記から読み直してください。若干付け足してあるだけなので、一度読んだ人ならそれほど手間ではないはずです。14日は比較的時間に余裕がある。ゆっくり岱廟を…

Chinaの車窓から 山東篇(2)

以前龍慶峡でもロープウェイを見たのだが、そのときに深く印象付けられたのはワイヤーが一本しかないということだった。普通なら安全面での配慮から二本はありそうなものなのに。実を言えば、このせいでおれはロープウェイに乗りたくなかったのである。果た…

Chinaの車窓から 山東篇(1)

約束の泰山について。ここも世界○産に指定されている。標高は1500メートル強、おれの体力では十分きつい山だった。12日の午後四時過ぎ、学会参加者たちのバスはおれたち四人を泰安の町に下ろすと済南へと消えた。四人とは、おれと、おれを今回の学会に誘って…

北京に戻った

わけだが、最近の忙しさからようやく解放されたという安堵感がある。とにかく疲れたが、収穫もいろいろあった。まずは学会でのことを少し書いておく。疲れたというのにはいろいろな理由があって、一つは少し前の日記に明らかなように、異例な早起きをせざる…

明日から15日まで

更新が止まります。昨日書いたとおり、まずは学会の関係で山東まで、そのあとは知人とともに泰山へ旅行です。帰ってきたらまた気合の入った日記を書きたいと思う。ただ、天津での日々のような、新鮮な驚きに満ちた旅行が再びできるのか、いささか不安でもあ…

明日は六時半ですんで

やっぱりもう寝ます。人民大会堂はそれなりに見ごたえがあったのに、デジカメが電池切れで撮影できず。情けない。学会はこれから二日間続き、そのあとさらに山東への一泊旅行付き。その旅行のあと、知り合いと一緒にさらに別の観光地に行くので15日までまと…

明日は五時半起きです

のでもう寝ます。某学会で人民大会堂に行ってきます。普通は入れないところなのでちょっと期待してる。しかし、写真はきつそう。これから数日間、適当なことしか書けないかもしれないです。

雍和宮に行くつもりだったのに

こまごました用事をこなしていたら午後になってしまったので延期。残念。台湾からの留学生の部屋に行って自慢のエ○動画を見せてもらう。日本のものをよく集めているので感心した。この方面でアメリカに対抗できるのは日本だけだと激励される。そんなこと言わ…